なかよくけんか

漫画と漫画じゃない

卒業

「さとうさんって、とっても話しやすいよねー。」ゼミの同期の男の子たちからそう指摘され、「まじで?ちょうありがとー」と笑顔で軽やかに返答しつつも、ほんとうのわたしは、しずかに、誰よりも緊張していた。 昨日、わたしは大学を卒業した。 朝から卒業…

出る杭は打たれる

# 個性的なブスが嫌い という衝撃的なタグを見かけた。かわいい女の子のSNS上で。わたしは絶句した。それは、そんなことは、まさか、もう終わりだと思った。今わたしはこの世で一番残酷な言葉を目撃している、そう確信して、眠れない深夜5時を迎えた。 そん…

かけがえのない俺

「話の通じる相手じゃないんだから、オレ」 なんとなく観ていたテレビ番組で、あるコンビ芸人が漫才をはじめた。それとなく観ていたら、ボケ担当の男の人がいきなり上記の発言をひょうひょうとかまし、私は面食らった。 すばやく相方の女の人が「自分で言う…

オレンジに返り咲く

昨日、近所のドラッグストアに行って、生理用品コーナーを見ていた。なんでもいいから一個サッと取って、すぐレジに持って行って、ちゃっちゃとお会計を済ますつもりだった。でも、思わぬ先客に目がとまった。スーツの上に黒いトレンチを羽織った、50代くら…

お花畑に折り合いをつけて

就活がはじまる。わたしは焦っている。地に足がつかず、ばたばたと虚空を蹴っている気分だ。どこに足をおいていいのか分からない。こわごわと探っている。 先日、仲良い友達3人とご飯をたべたとき、わたしの長所なり短所なり人間像を、あけすけに教えてもら…

弟の夫

思わず二度見、三度見するようなタイトルの漫画を先日読んだ。 弟の夫(1) (アクションコミックス(月刊アクション))作者: 田亀源五郎出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/05/25メディア: コミックこの商品を含むブログ (13件) を見る弟の夫 : 2 (アクショ…

看板犬の不幸

近所に新しく飲食店ができた。あたらしく、といってもなんだかんだ、オープンは1年くらい前になるだろうか。ほんとに超近所で、家から20秒くらい。 人入りはどうかというと、わたしが見ている限りでは、芳しくない。というかガラガラだ。ランチ営業もやって…

敗者

わたしは長らく、川崎市のある街に住んでいる。幼稚園児になる前に引っ越してきたから、15年以上。落ち着いた町で、スーパーとファーストフード店とコンビニくらいしかないけど、住みやすい。 家の近くに、コジマという家電量販店ができた。わたしが小学校低…

萩尾望都「感謝知らずの男」

慶應の日吉図書館には漫画が置いてある一角がある。 といってもおっきな本棚がふたつみっつほど。他の膨大な書籍からしたらごく一部だ。それでもその一角をはじめて見つけたときは感動した。 いまどきでハヤリの漫画、というキラキラしたかんじではない。あ…

爪切り

今日、ストッキングが一枚破れた。バイトの退勤後のことだ。いつも早く帰りたい一心でロッカーではバババと着替えて、いい加減にストッキングを引っ張るから、かなり高確率でやぶれる。そんないいかげんに引っ張ったら破れることなんて何回もやってるからば…

うまれてはじめてのカバン

通販がすきだ。化粧品やら書籍やら生活グッズやらなんでもかうけども、なんといっても服を買う。どこでかうのかというと、ゾゾタウンだ。wearのアカウントをとってからというもの、無限にゾゾタウンをみている。正月セールのときにはゾゾタウンにへばりつい…

誤字したい

Twitter、なにかしらツイートするとき、その内容が真剣だろうと雑だろうと関係なく無限に時間をかけてしまう。なにかかんがえるとき、決まってネチネチかんがえてしまうし、夜に布団の中で好きとか好きじゃないとか恋愛について考えるときも、永遠にうだうだ…